2023/10/23(月) 奈良・京都旅行の二日目に着物レンタルして観光したのでその体験記です。
利用したのはイロドリキョウト清水oku
風情のある町屋の店舗。
のれんをくぐるとこんな通路になってて
奥に入り口があります。
オープンと同時9:00の予約で、早めに着いたので開店まで少し待ちました。
お店の人は感じが良くて、安心してサービスを受けられました。こういうところを利用するの、緊張してたのですが、嫌な思いをすることがなくて良かったです。
最初に靴やバッグを大きな袋に入れるよう案内されました。あとから「持参した靴やバッグで出掛けたい」と伝えたら、袋から取り出すよう言われたので、持参したバッグや靴を使いたい場合は受付の最初に伝えると楽かもです。まあ後から言っても「あ、じゃあ出してください〜」ってなるだけなので特に問題はないです。
荷物を預けたらズラッと並んだ着物から好きなものを選びます。すごく多いという感じはしませんでしたが、それでもそれなりに悩みました。何枚か選んで見比べたり、羽織らせてもらって検討したりできます。このスペースが暗くて照明がオレンジっぽいので色味が分かりにくかったのがちょっと残念でした。
このタイミングで持参したバッグと靴を使いたい旨を伝えたので、バッグとの相性を見ながら選ぶことができました。バッグもセット料金内でレンタルできます。大きめの籠バッグもあったので荷物が多めでもいけるかも。でも自分のバッグが楽なので持参したバッグにしました。
着物を選んだら着物と荷物とともに2階に移動します。2階では着ていた服を脱いで襟付きの襦袢を羽織ります。下着姿になるのが抵抗ある人はロングタイプのキャミとか着ておくといいと思います。私は着物用のインナーを着て行きました。こういうやつ。
受付の若い女性がサッと着せてくれて、そのあと着付けの専門スタッフにバトンタッチ、という感じでした。私は履いてきたハイソックスのままだったけど、足袋に履き替える方はこのタイミングだと思います。
本来なら肌襦袢、長襦袢を着るはずですが襟付きの筒袖の肌襦袢のようなもの(うそつき襦袢的な)の上に着物を着付けるスタイルでした。オプション(追加料金)でレースインナーを着ることもできます。
着付けの方が「今日はどこ行くんですか〜」とかお話しながら、襦袢と着物を着付けてくれます。それから帯選び。私はお店のサイトを見ていいなと思っていた帯があったのでそれにしました。他にも少し見たけれど、着付けの担当の方と、隣で別のお客さんを着付けていた方が「それかわいい!」と言ってくれたのでほぼ即決。早く決めさせたくて言った可能性もあるかも?でも、いいなと思った帯だったのでそれにしました。はじめから目をつけていたものがなかったら悩んだかも。帯の結び方もお任せというか、特に相談などはなくサッサと結ばれました。レイヤー結びなのかな?好きな見た目だったので問題ないです。希望があれば聞いてくれるのかな?
バッグも靴も自分のものだし、ヘアセットなどのオプションも付けなかったため、これで終了!着物も帯も悩まなかったのと朝イチで待ち時間が発生しなかったこともあり全部で30分くらいでした。
料金プランはイロドリプラン4,400円、オプションなし。
着付けが終わるとこんな感じで撮影スポットで撮影用小物を持って、お店の方が撮影してくれます。草履を借りる場合はここで借ります。アップや引き、バックショット、顔を隠したバージョンなど何枚か撮ってくれました。お店のサイトに載せる用の写真も、承諾すれば撮影されます。
この後、一度ホテルに戻り、五条の半兵衛麩でご飯、三条に移動して先斗町でお買い物、相国寺と承天閣美術館、地下鉄と阪急で河原町に戻って高島屋で買い物、花見小路と建仁寺の中を歩いて16時くらいにイロドリキョウトに戻りました。この日は最高24度くらいあったので、歩いていると結構暑かったですね。
こうして見ると分かると思うんだけど、白い襟の出具合が左右で違ってしまっています。裄丈も短めですね。帯も、中心から少しずれていたようで、同行してた母が少し引っ張って調節しました。バッグの肩紐で分かりにくいけど、ハンガー皺もありました。
細かいことを言えば、上等なサービスかと言われたらそうではないですね。でも私は気軽に着られたらいいなという気持ちで利用したので、十分楽しく満足でした。
自分で着付けて普段着物を楽しみたいなーと思っているので、ま、こんなもんでもアリだと思うとかえって気が楽で良かったです(笑)
また利用してもいいけど、機会があれば今度は別のお店を利用して比べてみたいです。